弾倉交換

 クラフトフェルトでは、リアルな戦闘を楽しむ為に、50発装弾のノーマルマガジンを使用しています。その関係で、素早く確実なマガジンチェンジの要領を身につける事になっています。弾倉交換は慣れないと、弾倉をポーチから出し入れするのに手間取ったり、撃ち殻のマガジンを落としたりするなど、もたつく事が多いものです。そうした不具合を極力なくすよう、日頃から訓練します。

弾倉の入れる向きと順序

〈弾倉を弾嚢に入れる向き〉

 マガジンは上下を逆さまにして、正面から見て「く」の逆向きに、マガジンポーチに納めます。これは、弾倉交換を行う際に、マガジンの下を持って銃からマガジンを外し、手首を返して上を下にしてポーチに納めるため、この様な納め方をします。
 ちなみにクラフトフェルトでは、マグプルやパラコードを用いたクイックプルといった特殊部隊御用達の横着な小道具は使用しません。その代わり、マガジンポーチの底に固めのウレタンのブロックを入れ、上げ底にしてマガジンをつかみ易くします。(実物のマガジンより、マルイのマガジンは背が低いため、上げ底にしないとポーチにすっぽり入ってしまう)

〈2本目の弾倉の入れ方〉

 撃ち殻のマガジンはマガジンポーチに納める訳ですが、その時、ポーチにすでに1本マガジンが入っている時は、既に入っているマガジンと体の間に、撃ち殻のマガジンを入れる様にします。既に入っているマガジンの外側に入れようとして、ポーチに引っ掛かって入らないので、注意が必要です。

弾倉交換要領
 据銃を外してマガジンポーチからからマガジンを取り出す。なるべく視線を目標から外さないよう、手元を見なくても交換できるように練習するとベター。  取り出したマガジンは親指と人差し指、中指で持ち落とさない様に注意する。その状態で、薬指と小指、親指の付け根で銃のマガジンの下をつかむ。
 マガジンキャッチを押して銃のマガジンを引き抜き、手首を返して替えのマガジンを挿入する。撃ち殻のマガジンを取り落とさない様に注意  撃ち殻のマガジンをポーチに納める。この時、ポーチの中にマガジンが入っていた場合は、マガジンと体の間に撃ち殻を入れる様にするとスムーズに入る。
レッグプラットホームとダンプポーチの活用

 マリーンでもレッグプラットホームに3連のブラックホークのマガジンポーチを付けて使用していますが、この足の弾倉は立った時よりも伏せている時の方が使い勝手が良いです。どちらからというと、予備の弾倉です。

 TAGのダンプポーチもマリーンで良く使われています。ブラックホークのマガジンポーチはゴムバンドでマガジンを締める構造になっている関係で、ポーチに撃ち殻のマガジンを入れにくいのですが、ダンプポーチに撃ち殻を放り込む事で素早い弾倉交換が可能です。