たにし野営部
自分の記憶に残る最古のキャンプというのは、小学校の時に家族で琵琶湖に行ったキャンプでした。親父がそこらに落ちてた廃材やデカイ缶の固型燃料と飯盒使ってメシ炊いているのを見て、何か感じたのをキッカケにキャンプが好きになった様です。その後、ミリタリーや野宿ライダーといったものに触れ、出来たり出来なかったりしつつ、今の自分なりのキャンプスタイルに落ち着きました。
自分の場合、何週間も何ヶ月も、キャンプしながらツーリングする様な事はなくて、ちょこっと出かけて1泊キャンプして帰ってくる程度なので、装備は出来るだけ少なく、軽くを目指しています。もっとも、アウトドアグッズは物欲を刺激するアイテムですので、アレコレ買って重装備になってしまうのですが……。
活動の舞台がオフロードバイクのレースに移り、トランポを買って泊りがけで遠方に向かう様になると、キャンプの仕方も野営から車中泊へと移行しました。徒歩やバイクでのキャンプと車中泊の決定的違いは、「持っていける物のサイズや重さに余裕がある」という事に尽きます。そして、その余裕が出た分は、「快適さ」に振り分けられます。
*宿泊関係
COLEMAN キャンパーインフレーターマットハイピーク
モンベル - U.L.S.Sダウンハガー#2
*照明関係
マキタ - ワークライト《ML807》
Energizer - アルティメット ヘッドライト 7LED
*食事関係
オオイ金属 - 飯盒
コールマン - ステンレスパーコレーター3
イワタニプリムス - IP-2243 SA/PFA
MOLLE POUCH MAGAZINE M16A2 SINGLE (30 ROUNDS)
*生活関係
伸和(SHINWA) - ホリデーランドクーラー17H
マキタ - 充電式ファン《CF203DZ/CF102DZ》
USMC IFAKポーチ
とにかく、軽量小型を旨としてチョイスする様に心がけてます。1ヶ月2ヶ月と長期のツーリングになる場合は、もっと装備が増えるのだと思いますが、大体長くて2泊くらいですので、この程度です。まぁ、増えるとしたら、着替えや米などの食糧だと思うのですが。
装備表で大きな違いとなっているのは、ソロの時はガソリンストーブでマスの時はガスストーブである、という事です。2泊程度であれば別にガスだって構わないですし、実際にはガスストーブで行く事の方が多いのですが、一応、一人の時は“雰囲気を楽しむ”という意味を含めて、ガソリンストーブという事にしています。ガソリンはもちろん、バイクのレギュラーガソリンが使える物に限っています。
自分の装備で一番自慢出来る点は、ランタンが含まれてない、という事です。これは最近の技術革新に感謝したいところですが、白色LEDが実用化されて電池や電球の寿命が驚異的に延びたため、もはやガスランタンを必要としなくなったからです。お陰で荷物も軽減でき、パッキングにも気を遣わなくて済む様になりました。
*テント
アライ - エアライズ2
Catoma Enhanced Bed Net System
*シュラフ
モンベル - U.L.S.Sダウンハガー#2
*マット
カスケードデザイン - サーマレスト プロライト
*ストーブ
オプティマス123R
イワタニプリムスP-153
トランギアTR-B25
*クッカー
ユニフレーム - トレイルスクエアコッヘル3
USキャンティーカップ(USMC MOLLE II 1QT キャンティーン/ジェネラルパーパスポーチ)
*水筒
US 1qtキャンティーン
NALGENE オアシス BPA Free
NALGENE 広口1.0L コットン
*ライト
Energizer アルティメット ヘッドライト 7LED
*バックパック
USMC RECON ASSAULT PACK
ILBEアサルトパック
*その他
汎用ポーチ、ラジオ、ドイター - ファーストエイドキットバッグ、トイレットペーパー、タオル、下着の替え、ジャージ、ハクキンカイロ、マルチツール
この装備表には含まれていませんが、バイクで作戦する時は、この他に工具、スペアパーツ、タイヤチューブが含まれます。実はそれらが一番重かったりする訳なんですが、故障した時の保険として装備する様にしています。
=外した装備・退役した装備=
ロゴス:エッグボリュームヘッドライト、ミニマグライト(TYPE5 LED)、フィルムケースグローブ、LED充電式投光器 YC-02W、カスケードデザイン - サーマレスト ベースキャンプ
アウトドアグッズの楽しいところであり、また落とし穴でもあるところですが、自分の想いとアイテムの機能がなかなか合致しない、という事がままあります。使ってみて、「こりゃダメだ」と思う事の方が多いくらいです。そういうのを繰り返して、自分に合ったアイテムを揃えていく、というのが、アウトドアグッズの醍醐味なのかもしれません。 その様な訳で、自分もこれまでに様々なアイテムを試してきましたので、その“学習成果”を紹介したいと思います。
たにし的メシの炊き方
如何に鍋を汚さず炊くかという命題をクリアした炊飯方法の紹介。
クッカー
→スノーピーク - トレック900&ソロセット焚
→ユニフレーム - トレイルスクエアコッヘル3
→トランギア - メスティン《TR-210》
→i-WANO - ホットサンドメーカー
カトラリーの研究
→MOLLE POUCH MAGAZINE M16A2 SINGLE (30 ROUNDS)
→ロバートクラス・ポケットナイフ11cm
水筒の研究
→USMC MOLLE II 1QT キャンティーン/ジェネラルパーパスポーチ
→NALGENE オアシス BPA Free
照明器具の研究
→ミニマグライト(TYPE5 LED)、フィルムケースグローブ
→スクラムキャンピングランタン - 砲弾型LED
→キャンピングスクラムランタン - FLUX LED
→ロゴス - エッグボリュームヘッドライト
→Energizer アルティメット ヘッドライト 7LED
→SANYO サイクルライト《LK-D120K》
→フュアーハンドランタン
→イワタニプリムス - IP-2245
→スイス軍 - フォールディングキャンドルランタン
たにしのストーブ遍歴
使い易さや機能よりも物欲優先で買い進めたバーナーの数々。
→ストーブ別燃費調査
ガスストーブについて考察
合間に使う道具だけに、より便利でより簡単に使える必要があります。
→イワタニプリムス - IP-2243 SA/PFA
└イワタニプリムス - IP-2243オプションパーツ
→イワタニ - カセットガスジュニアバーナー
→オプティマスCURX
→イワタニプリムスP-153
→ALVA つめかえ君 Nタイプ
→中国製 超コンパクトガスコンロ強火力バーナー
→カセットガスが使えるガスアダプター(三脚タイプ)
→SOTO フィールドチャッカー ST-Y450
→MRSドラゴンフライ・ガス化
→イワタニプリムス - スパイダーキット
→コールマン - パワーハウス LP ツーバーナーストーブII
ガソリンストーブについて考察
滅多に出番が無くなったものの、使う喜びがある液燃ストーブ。
→オプティマス123R
→コールマン550B
└コールマン550Bのカラー改装(中止)
→オプティマスNOVA No.82
→MRSドラゴンフライ
├MRSドラゴンフライ ポンプ整備
└MRSドラゴンフライ ジェットの漏れ火
→コールマン・フェザーストーブ
→コールマンのジェネレーター洗浄
ケロシン&ケロ化ストーブについて考察
今だに多くの人を惹き付ける灯油ストーブ。
→オプティマスNo.45
→MRSドラゴンフライ・ケロ化
→コールマン550B・ケロ化
→ケロスト静穏化の試み(断念)
→QuietStove Model 107 for MSRドラゴンフライ
アルコールストーブについて考察
軽量小型と引き替えに、意外な盲点を持つアルコールバーナーの真の姿に迫る!
→トランギア:TR-B25&TR-281、トランギア:トライアングルスタンド
ハローマークデザイン:アリゾナストーブ、トランギア・フューエルボトル
→SVEA NC65
→エスビット
→缶入り固形燃料
└缶入り固形燃料の詰め替え考察
→宴会用固形燃料
→アルミ缶アルコールストーブ
→炭のいらないBBQコンロ
→N-project チタン五徳
収納用品の研究
詰め込みやすさと積みやすさを求めて、バッグの探求は今日も続く。
→TANAX - フィールドシートバッグ/ローバーAW II
→USMC ILBEアサルトパック
→USMC RECON ASSAULT PACK
→SEAL LINE MACS Sack
→日本陸軍 - 九九式背嚢
衛生材料の研究
ファーストエイドの状況別装備。
→ドイター:ファーストエイドキットバッグ
→USMC IFAKポーチ
靴の話
→日本陸軍:代用編上靴(USタイプ アンクルブーツ)
→日本陸軍:地下足袋(軍手&軍足)
防災食糧
→北陸製菓:乾パン
→Seven OceanS
→救難食糧ER
→アルファ米について
その他
→日本陸軍 - 九八式小円匙
→日本陸軍 - 九〇式鉄帽
→コイズミ 電気掛敷毛布 KDK-6091