制式兵器について

 クラフトフェルトで使用するエアガンは、軍装に合わせてアメリカ海兵隊で使用されている小火器に準じます。どれをとっても長い鉄砲ばかりで、サバイバルゲームでは少々使いづらいイメージがありますが、ぶっちゃけた話し、慣れてしまえば多少の長さは気になりません。それよりも、長い鉄砲で捧げ銃した方が全然格好良いものです。


小銃

 アメリカ海兵隊で使用されている小銃は、M16A2の改良型のA4で、A2との相違点は、レシーバーがM4A1と同様に上部がレール化されキャリングハンドルが脱着出来る事と、MハンドガードがM5RASに装換されている事です。マリーンでのM4A1の使用例はない訳ではありませんが、「長い銃の方が格好いい」という発送なのか、ただ単に装備変更するだけの予算がないのか、M16が今でも使われています。その様な訳で、クラフトフェルトでもM16A4を使っています。
 使用に当たっては、イーグルのタクティカルスリングを装着して、戦闘間の操作性を向上させています。また、G&PなどのTA31タイプのドットサイトを搭載する事も可です。

手前がM16A4(ハンドガードをM5RASに装換)、奥がM16A2。


散弾銃

 散弾銃と言っても、エアガンで発売されている物は厳密にはエアーコッキングガンと大して変わりません。形が散弾銃というだけです(爆)
 マリーンが採用している散弾銃はベネリM4ですが、エアガンであるのはベネリM3ですので、写真の物はG&Pのストックを付けるなどしてそれっぽく改造した物です。でもここまで改造するのは大変なので、M3でもイイ事にしています。あくまで雰囲気重視という事で……。


拳銃

 アメリカ軍の拳銃と言えば、ベレッタM92Fな訳ですが、例に漏れずアメリカ海兵隊でも採用されています。その様な訳で、クラフトフェルトでも拳銃はM92Fです。
 ところでこのM92Fですが、様々なメーカーから様々なタイプが発売されています。クラフトフェルトでは、M92Fならどれを使っても良い事にしています。リアルさでいけば、ガスブローバックの物がカッコいいのですが、冬場はまず作動しません。マガジンのガス漏れで肝心な時に撃てない、という事もあります。もっともその前に滅多に使わない、という致命的な状況もあります。そんな訳で、安心確実、通年使えて安価、という事で、コッキングの拳銃で十分だったりします。(イーグルのMk5が15,000円位なのに、それに入れる銃が1,700円程度。アホの極致である)


軽機関銃

 クラフトフェルトで採用している軽機関銃は、マリーン同様、M249ミニミです。TOP製のミニミをバリバリに改造して、自動給弾やら弾倉交換やらが出来る様になっています。
 ところで、このミニミは、個人の私物ではなくて、隊の器材です。つまり、隊で購入したみんなの軽機関銃です。壊れたら直しようがない上に、弁償するにも金がかかりまくっているので、大事に扱うよう心がけます。その代わり、なかなか手が出ないミニミを触れる特典がある訳です。


レギュレーションについて

 クラフトフェルトは、加盟する上部団体「手賀沼条約機構」のレギュレーションに準拠しています。基本としては以下の通りですが、その他のイベントや遠征では、そのレギュレーションに合わせる事にしています。


*レギュレーション

  • 使用するBB弾は銃種を問わず0.2g弾です。
  • 使用する弾倉は、軽機関銃を除きノーマルマガジンです。
    (小銃の弾倉は1本につき50発装弾です)
  • 初速は銃種を問わず、0.2g弾で秒速95mを上限とします。
  • ホップの有無は右の表の通りとします。
銃種
名称
hop
小銃 M16A4
×
拳銃 M92F
×
散弾銃 ベネリM3
狙撃銃 M40A1
電動狙撃銃 M21(M14)
軽機関銃 M249 MINIMI


ルールについて

*安全措置

  • 暴発防止のため、「弾込め」の号令が掛かってから銃に弾倉を入れます。
  • 弾倉を入れたら、いつでもスタート出来るようにゴーグルを掛けます。
  • 戦死したら、銃から弾倉を抜きます。
  • セフティに戻るまでゴーグルは外してはいけません。

*ヒット判定

  • 人体、銃、装備のいずれに命中しても、戦死です。
  • 跳弾や同士撃ちによる被弾も、戦死の判定とします。
  • 被弾した場合は大声で「ヒット」と叫んで、弾倉を銃から外し、安全装置を掛け両手を上げながらセフティに戻る事。
  • 戦死者は、戦闘間の者に話しかけたり、銃や装備、実包などを貸し与えてはならない。
  • 銃の故障、不調、破損があっても、気合いと根性でそのまま戦闘を継続する事。


心得全般について

*ゲーム中の取り決め

  • 開始の合図から終了の合図までの間は、戦闘の有無に関わらず戦闘間(ゲーム中)です。
  • 戦死の意志表示をしている人以外は、戦闘間にある者と見なします。
  • 一般人がフィールドに入った場合は、「ストップ」警報を出し戦闘を中断します。
  • ストップ中は、その地点に留まり、給弾や弾倉交換などの、一切の動作をしない事。
  • 戦闘間は禁煙です。(特別な許可がない限り火気厳禁です)
  • 戦闘間にトラブルが起こった場合は、その場でケンカせず、あとで隊長に事情を申告し、隊長に処理して貰うこと。
    (くれぐれもケンカしないで下さい)

*その他心得

  • フィールドを破壊したり、公共物を銃撃しない事。
  • 陣地や壕の構築は、許可ある場合以外は禁止です。
  • ゴミや吸殻などを散乱せず、ゴミは各自で回収する事。
  • 試射は規定の弾数で止め、個人的快感を味わう為の銃撃はしない事。
    (戦闘間は試射しない事)


ノーマルマガジンの使用について

 クラフトフェルトの小銃手は50発装弾のノーマルマガジンを使う事になっています。どうして多弾マガジンを使わないのかというと、300発入る多弾マガジンでは、1ゲーム分の弾数がマガジン1〜2本で事足りてしまって、装具にマガジンを満たす事が出来ない事(軍装系チームとしては、これはちょっと寂しい)と、ノーマルマガジンを使う事で戦闘間にマガジンチェンジをする機会を作る為です。確かに、多弾マガジンを使った方がエアガンを撃つ上では便利ですが、アーケードゲームっぽくて実戦らしくありません。実銃では30発撃ったら弾倉を変えねばならない訳ですから、サバイバルゲームでもそうしたい、という事でノーマルマガジンを使う事になったのです。
 さて、具体的にはどのくらいのマガジンを持つか、ですが、規定としては上限を設けません。持ちたければ10本でも20本でもどうぞって感じです。しかし、現実的な線で考えると、2本入りのマガジンポーチがOTVとレッグパネルに5〜6本、小銃にストックポーチを付けたとしたら、大体10〜13本程度でしょう。これ以上は、撃ち殻のマガジンがダンプポーチに入り切りませんし(まぁその場合はマガジンポーチにしまえば良いんですが)、その前にクソ重くて持って行きたくなくなります。長時間戦の場合には、MOLLEの6本入りのバンダリアを肩にかけて出撃する事もあります。

 実戦でもたつかない様に弾倉交換の訓練はしっかりやります。素早い交換の為に、マガジンのポーチへの入れ方も研究しました。
 ダンプポーチの採用で、弾倉交換が当隊比36%アップ!一度使ったらやめられないナイスアイテムです。


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